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株主・投資家の皆様へ



社長挨拶


株主の皆様には、日頃から格別のご高配を賜り厚く御礼申しあげます。
ここに当社の第60期(2020年3月1日から2021年2月28日まで)の事業報告をさせていただきます。
株主の皆様におかれましては、何卒引き続きご理解とご支援を賜りますようお願い申しあげます。

代表取締役社長 飯塚 正

当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行が経済活動に深刻な影響を及ぼし、景気は低迷し、大変厳しい状況となりました。とりわけ、2度にわたる緊急事態宣言の発令に伴い、個人向けサービスに係る業種を中心に大打撃を受けました。個人消費におきましては、雇用・所得環境の急激な悪化と感染拡大に対する警戒感や自粛ムードが影響し、大きく低迷いたしました。一方、新しい生活様式の浸透や外出自粛による在宅時間の増加により、インターネットを介した消費や、在宅時間を充実させるための支出へのシフトを促し、人々の消費行動に変化が生まれ、その影響により一部収益が好調な企業がありました。今後におきましては、新型コロナウイルス感染症の終息時期が見通せない中、感染症対策における行動制限や雇用・所得環境の悪化による個人消費の低迷の長期化と、それに伴うデフレ圧力による景気の低迷が懸念されます。

このような経営環境のもと、当社では地方都市、中山間地、離島のなくてはならないインフラとなるべく、安心・安全な生活環境を地域の方々に提供するため、社会的距離の確保、店舗における除菌・定期消毒、社員の健康管理等の適切な感染拡大防止対策を実施し、お客様と社員の安全と健康を最優先としたうえで、営業を継続し、「ホームセンターは、農業、園芸、資材、金物、工具、ワーキングの専門店である」の基軸にもとづいた商品施策に継続して取り組んでまいりました。

営業収益につきましては、感染症予防対策のための除菌・アルコール消毒・マスク・体温計を中心とした衛生用品の需要が増加したこと、消費者の在宅時間増加による巣ごもり特需が生まれ、園芸植物等のガーデニング商品及びDIY・住宅補修関連商品等の需要が増加したこと、盛夏、厳冬により季節商品の販売が堅調に推移したこと、これらの要因により来店客数が増加した結果、他の各部門にも波及して販売増加につながったこと等の要因が重なり、前事業年度を大幅に上回りました。

売上高の増加に伴い、売上総利益も増加し、販売費及び一般管理費については、コロナ禍において最前線で働く社員に報いるため、特別手当の支給等により人件費が増加したものの、前事業年度を大幅に上回る営業利益、経常利益、当期純利益を計上いたしました。

店舗につきましては、ホームセンター1店を開店し、全面改装1店を実施いたしました。これにより、当事業年度末の店舗数は131店(ホームセンター127店、ブックセンター4店)となり、前事業年度末比1店の増加となりました。また、売場面積は247,577平方メートルで、前年度末比995平方メートル(0.4%)の増加となりました。

以上の結果、当事業年度の営業収益(売上高および営業収入)は481億8千1百万円で、前年度比58億5百万円(13.7%)の増加となりました。うち売上高は463億7千万円で、前年度比56億5千5百万円(13.9%)の増加となり、営業収入は18億1千1百万円で、前年度比1億5千万円(9.1%)の増加となりました。

商品別売上高では、家庭雑貨・家庭電器が138億8千万円で前年度比18億7千1百万円の増加、園芸農業・資材工具が239億2千2百万円で前年度比33億4千6百万円の増加、趣味・嗜好が74億8千2百万円で前年度比3億8千8百万円の増加、その他の売上が3百万円で前年度比微減、関連事業が10億8千1百万円で前年度比5千万円の増加となりました。

損益面におきましては、営業利益は22億7千9百万円で、前年度比19億8千8百万円(682.1%)の増加となりました。また、経常利益は22億5千9百万円で、前年度比20億9百万円(801.3%)の増加、当期純利益は13億7千2百万円で前年度比12億8千5百万円の増加(前年度当期純利益8千6百万円)となりました。

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

2021年5月